千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~金が無い原因から逃げない方法

関東では桜の時期がほぼほぼ終了して今度はGWの予定を立てている方が多いだろうか。それにしても桜も綺麗だが新緑の瑞々しさと力強さもいいもんだ。

久々に車に乗ったらこの桜の時期の花弁と花の蜜で車のボディがべとべとになっていた。花粉まみれの窓とピンク色に染まっている車を丹念に洗車した。 もう初夏に移行していく、早いものです季節の変化は。

車のためにたまには走らせようと千葉の東部方面へ軽くドライブ、小学校時代の友人が眠る霊園へ足を延ばした。昨日はちょっと風が冷たかったがそれでもお墓参りに来ている方は大勢いる。 こちらもこちらで桜の花弁まみれになっている墓石を綺麗に洗い流して、線香手向けて初夏を向け入れる準備をした。 こいつはいつだって元気みたいだ。

当社の顧客をみても、事業が鰻登りで順調といえる会社は一つもない。毎月末に支払いサイトを守れずに電話をかけてくる社長さんもいるくらいだ。 

 金が無いのは当たり前で、資金繰り苦しいから当社への支援をお任せ頂いている。しかしながら金が無いからもっと稼がなきゃと我先にスタートダッシュ的な勢いで毎日を送っていても疲れるだけで、そんな稼ぎ方をしても一向に資金繰りはよくならない。

カネが無いカネが無いというのは、結果論であり数値管理して経営を進めるためには「金が無いのはいつになるだろう、ということと、いつなら今月末待ってもらった支払いが可能になるか?を確率96%で予測することだ。

カネが無いのはわかっている。それは小学生でもできる、結果を指さして金が無いと言っているだけに過ぎない。

数値管理を制する者は中小企業経営を制す


資金繰り表の作成(できれば月次ではなく日繰り管理表が望ましい)をすることによって、絶対に逃げない経営の入り口に立てます。 

結果を見るのではなくて未来を予測することができる唯一の方法が日繰り管理。 簡単じゃないがこれで数値管理が楽しくなるかも。

カネが無い!から金はいつなら用意できるの時代へ。


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~敵は己のみ

朝からどんよりでなかなか気持ちが明るくない方が多いみたいだが、私は曇りは大好きです。笑
どんな天気だって受け入れる覚悟が常にある、あるというより、そういう人間になりなさいとずーっと祖母ちゃんと両親に教えられて生きて来た。

だから天気なんて気にしない。せっかく出かけるときは晴れてほしいですがね。

昨日は船橋駅で中学の同級生と同じ年の親戚を交えて桜が無い花見飲み会をやった笑。(ただの飲み会です)

同じ年の親戚の男が結婚するもんでその婚姻届けの保証人になった。これで3人目かな。おめでとう。

S52年生まれの方は今年は準備の年となりそうだ。年間の運気も悪くなく、ただ悪くはないもののそのほとんどを来年以降の準備のために使用するといいらしい。

同い年の話を聞いていても、この7~8年の運の貯金を使い果たしまたチャージしなければいけない時期が来ている仲間が多い。

自分の運気があまり良くないなと思うときは昨年まで悪かった人の運気がいい時、その逆は自分の運気がいい時。 こういった時にこうすれば運気が上がる!っていう話は私はできませんが、先祖の墓参りに行くことが自分の気持ちを落ち着けさせることができるスポットだと思います。

準備のための一年、準備のためと思うと苦しいし辛いし、いつまで準備なんだと嘆く人もいる。考え方変えりゃいい。

一年後の確定したビッグ収入のためにプロジェクトが動いたと考える。

だから人の失敗をあざ笑う奴、自分の生きざまを馬鹿にする哀れな人間、信頼をおける人間に対して常に騙してやろうと考える輩は相手にしなくていい。

きっとそいつは自力で這い上がる術も考えられないのだ。

敵は常に己のみ。 己のみ。  疲れたときは仲間と酒を酌み交わそう。


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~慈

桜の木が葉桜になりつつあり、七日前までは大人気だった桜も覇気のない人間のように散っていく。

子供のころからこの葉桜というものが大嫌いだった。好きな人はいないかな。 桜でうらやましいと思うのは葉桜で今年の春の仕事を終えたとしても来年に必ず主役になれる時期が来ること。 人間はこうはいかないですね。

私は4年ぶりに大風邪を食らい3日寝込んだ。食らうときは必ず桜の季節と決まっている。小学校からの因縁です。真冬のインフルエンザ流行の時期は手洗いウガイを徹底しているが、温かくなると気を緩める。
まあ、まだまだひよっこと言うことですね笑

風邪で寝込むといつだって小学校の時に風邪で(たまには仮病で笑)学校を休んだことを思い出す。本当にグロッキーの時はたまらないのだけれども、大事を取って休んだ時などは家でいろいろと悪さしたもんだ。

小学校一年生ぐらいだと母親が心配してくれて会社を休んでくれたもんだが、3年生くらいになると昼ごはんはこれを食べなさいと母親が朝にメモ書きをしてくれてテーブルの上に弁当が置いてあった。

朝からテレビを見て、昼になると笑っていいともを見てその続きでごきげんようを見る笑。共働きの家庭だったので、逆に一人で平日に家にいるとそれだけでワクワクする。

増刊号だけでしか見ることができなかった笑っていいともを見ることに罪悪感を感じつつも。話が古いな笑

学校を休むだけで悪いことをしている気がしてた。母親が作ってくれた弁当を食べる瞬間、幸せを感じた。


共感してくださる方は多数いると思います。 この年になっても、平日に会社を休むと罪悪感を感じる気がする。仕方無いんですけどね。病気ですから。

休日に昼間に一人で家に居るのとはまったく違う空間と匂い。 両親はこの時間、必死に働いているのだなあという気持ち。

久々に風邪で会社を休みなんとも不思議な感覚だ。今回の風邪は本当にしんどかったが。


たまにはこういった感覚に戻れるのは幸せかもしれない。


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~拘りとプライドを封印する新年度

今年は春より先に初夏が訪れてしまったか。寝ていても汗だくで起きることが多い気がする。

22年間継続されてきたバラエティー番組が終了し、私の大学当初に始まった番組であったことがわかりしみじみと見てしまった。大学入学から今まで私の人生もグシャグシャの人生だった。
良くも悪くもたくさんの出来事があり地元を出て毎日を送ることの大変さと人間の冷たさを感じたときでもある。

よい仲間にも出会うことができ、よい上司に恵まれたことも挙げられる。残念なのは52歳という若さで母親が他界したこと。

地元で培ってきた友人との付き合い方が通用しないと痛感したのも18歳のころか。

明日から新生活を送る方が多いかと思います。各種入学や入社、転勤など。私もすべて経験している。

不安だ。

そういった新生活を始められる方に一つだけアドバイスできるとすれば、敵となるのはそれまで培ってきたプライドと拘りを一度封印してしまうことだ。

特に私の場合、20代の頃なんて俺はこういう風に生きて来たからこうやるんだという気持ちが強かった。
信念で留まるならばいいのだけれども、どうしたって行動にでてしまう。

変なプライドが強かったこともある。笑。今思うとあれはいったいなんだったのかと考えるときもある。

若さかな笑

全てを受け止めてすべて吐き出す能力。これが新生活を始めるにあたっての心得かもしれない。

 


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

 

社長のトリセツ~安心感を抜け出してパニックゾーンへようこそ

 自宅ベランダからの桜です。満開だ、近くの桜祭りも大盛況のようで人でごった返している。残念なのはこの冬、絶対に風邪をひくまいと手洗いとうがいを徹底して過ごしてきたのに昨晩に油断して毛布一枚で寝たら風邪をひいたことだ。

毎年恒例、3月の終わりに風邪をもらう笑。また今年もやってしまった。

昨日は支援先の会計作業で神田小川町を訪れた。資金繰り状態が悪く、振り込み作業も少ない中でこの番組制作会社のスタッフ一人一人が初夏あたりのオンエアのために必死に頑張っている。この会社はついている。

もう厳しいかな?と思うと実力があるだけに次のオンエアが急に決まる。 まだまだいける!!

 普通に飯を食っていける給与やギャラをもらっている人の欠点は何か? 先日に某サービサーの重役さんと今後の計画のために食事をしている時に聞かれました。

よく自己啓発の本などに書かれていることです。

ストレスゼロに近い生活と普通にしていても金が入ってくる制度が発展を無くす、こういった結論ですかね?

その通り!重役さんは首を縦に大きく振った。 

上場企業や有名企業でも長年勤めているとこういった社員が多くなるみたいだ。やらなくても定額が支給される制度に、誰だって憧れるし四六時中、気を張っているのも疲れる。

重役さんはこう私に話してくれた。


野呂社長は考え方がアグレッシブだし、何があっても動じるタマじゃないから心配してないけどさ、
世間は違う。
誰だって挑戦する力が徐々に無くなって、そのうちベルトコンベアーに乗せられた安いパンのようになる。

なんとも恐怖感が湧いてくる言葉だ。

起業している人間はたとえ70代になろうと、常にこれでいいのか?をテーマに生きる必要があるともお話しいただいた。

その通りだ。敵は己であり他人じゃない。己を克服することがこの世で一番難しく、達成できることがほぼ無理なことであろう。

満足感に浸ってそのまま歩くのであれば誰だってできるのだ。

新卒で不動産会社に入社した時は最初の2か月はパニックだった。一年前に入社した先輩が神様に見えた。

そのパニックゾーンの克服した結果が今の自分だ。


毎日パニックだと大変だろうけど、常にパニックゾーンに入る勇気とタイミングを狙っている人が本当のビジネスマンだろうと推測される。

4月に入る。去年までの満足感たっぷりの毎日はちょっと卒業しようかな。

 

代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~何があっても明るく生きるには

お金があることが人間の幸せか? 私はイエスだと思う。

お金が無くて、毎日お金を恋しく思うことは不幸せか? 私はイエスだと思う。

明日食べる米が無くて、自殺しようと思う人間をどう思うか? 私は自業自得だと思う。


どこに人間の幸せがあるか? 人それぞれだと私は思う。


例え明日死ぬとわかっていても、やり直せることはできるし。世間の目なんて何の指標にもならんし。


今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけ。これからも、新たな苦労が次々に生れてくるでしょう。
 これは、北海道の浦河で精神障碍者たちの支援にあたる元看護師の向谷地(むかいやち)悦子さんの言葉だ。問題が出ても動じないのは、彼らと、苦労や弱さを取り除くのではなく共有し、「大切な苦労」の主役となって、自分で自分を助ける手だても講じられるようになったからだという。(『行き詰まりの先にあるもの』より、「折々のことば」朝日新聞2月7日)
 
 つらいことに直面したとき、自分などが想像できないほどつらい体験をくぐり抜けてきた人の言葉から学ぶことは多い。
 以前このブログで紹介した鴫原(しぎはら)良友さん。3.11後の原発事故で行政や東電から翻弄された福島県飯舘村の中でも最も放射線量の高い「帰還困難区域」長泥(ながどろ)地区の区長である。住民は土地も仕事も失い、家族は離散し、高齢者は仮説住宅に引きこもって精神を病むという状態に陥り、鴫原さんは住民と行政の間に入って、何度も死にたくなるような苦しみを味わってきた。
 鴫原さんは私たちに生きる姿勢をこう語った。
《「忙しくてどうしようもない」「金がなくて困った」「仕事がうまくいかない」、こういうのが最高の幸せですよ。毎日、働いて生きるのがいいのです。みなさん、今の暮らしを大事にしてください。》
 さらに、
《辛いこと、嫌なことがやってくると、「それきた」と喜ぶようにしている。これも試練だろうと前向きに考える。》という。

生きることは辛いことが99%、残りの1パーセントを頼りに生きてください。それが人生です。

私の母親が亡くなる2日前に私にショートメールで送ってくれた最後の言葉です。

今、その通りだと実感します。

 

今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~すべてにおいてポジティブに

それにしてもこの一か月で数多くの人間に会った、同窓会に始まり結婚式、お葬式に妹の第一子誕生もあって新しい命にも出会い、その赤ちゃんを見に来る親戚連中にも久々に会った。

ちょっと戸惑うくらいの人数。

近々で私の身に何か起こるのではと警戒してしてしまう。笑、

住んでいるマンションのエレベーター交換工事が終わってようやく叔母の家に預けていた祖母ちゃんを迎えに茅ヶ崎まで親父と二人で足を延ばす。
先週の親戚の死からもう10日も経過した、早いものです。

自殺なのか、事故なのかはっきりしたことはわからないが、こういった事件の後にはいろいろと尾ひれが付いて情報が錯綜してしまう。
会社を辞めたいと呟いていたことや、3月に辞令がでて転勤が決まっていたことを教えられると、考えが左右に動く。

もう会えないのが残念であり、告別式が終わってから叔父さんの様子が一変して変わってしまったことが心配だ。陽気に飲みながら元気よく話していたころの叔父に早く戻ってもらいたい。

私も私で、この春からは物件集めと新たな中小企業との出会いのためにネット制作の打ち合わせと既存の顧客のフォローで忙しくなる。

感情の起伏が激しく難しい出来事が重なって、もうちょっと休みたいのだけれども今年は準備の年と言い切ってしまったので結果を含め有言実行で進む。

全てにおいてポジティブに。 この世で一番残酷な言葉かもしれないが若くして亡くなった兄貴のため、生まれてきた妹の息子のため、息子がなくなって気落ちしている人たちのため、私は私に今できることの限界を超える。

それしかないんですよね。生きるって。


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉