プロ意識ならぬ、プロ根性とは
プロ意識ならぬ、プロ根性とは
こんにちは。連日にわたり良いお天気ですね。この土日は運動会を開催された小中学校も多いのではないでしょうか。私の地元も小中学校がたくさんあるエリアでして、数多くの白熱したスピーカーの音が各方面から聞こえてきました。
日曜日でありましたが、茨城県の支援先を訪問させていただきました。資金繰りの事情と今後の運転資金の打合で非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。
途中、支援先の社長さんから予定の時刻より遅れる旨の連絡がありましたので、某うどんチェーン店で昼食をとりました。普段、東京の支援先を訪問する際にもよく利用させて頂くうどん屋さんです。非常に有名、誰もが知っているお店です。
正直、安いと思ったことはありませんが手早く食事を済ませることができるのでよく利用します。黒いお盆を持って横にスライドしていって最後にお代を払ってテーブルに着席するあのうどん屋さんです。
よく利用する都内の店舗は昼時となると大混雑、このブログにも書きましたが店員さんの態度に頭にきたこともあります。笑。この店舗はどうだろうか?
うどんを注文する前の時点で既に20人の行列。ん?店員さん捌き切れてないかな?
ある程度のスピードが売りのこのチェーン店。昼時とは言えうどん一杯に15分は待ちたくないですよね。職業病なのか、そっと視線を厨房全体に向ける私。
お客様からうどんの注文を口頭で受けてうどんを配分し、器に盛る、メニューによっては生卵を割って割り箸でかき回す。ストックのうどんが減ってくれば茹でる専用の機械にうどんをセットする男性スタッフが一人。
天ぷらを上げている女性スタッフが一人。不足したツユなどを補充している女性スタッフが一人。洗い場担当に見えるがまったく成果をあげれていない女性スタッフが一人(あくまでも私の個人的な意見。)
うどんを調理する男性スタッフだけが一人でがんばっている状況を一目で確認できました。この人が責任者かな・・・・・
私がうどんを口頭で注文するまで前にいる方があと4名ほど。このチェーン店ではうどんを口頭で注文し黒いお盆に乗せて横にカニ歩きをして行って好みの天ぷらやおにぎりがあれば自分で取って最後に精算をするシステム。
精算をするのもスタッフの仕事。前のお客さんが精算をしようとしてますが、スタッフ全員が自分の仕事に没頭しているため精算するスタッフがいない。すいませーーん!頭に来ている男性客が4回ほど大きな声で呼んで、ようやく天ぷらを揚げていた女性スタッフがレジへ。
その直後にお盆のストックが無くなる。このお盆がないとお客さんはうどんを持って席へ移動できない。男性スタッフが「お盆の補充をお願いします!」と厨房にコールする。
なんでこの忙しいのに私が!と言わんばかりに洗い場でまったく機能していなかったおばちゃんが慌てお盆を持ってくる。ブツブツと文句を言いながら。これは滑稽でしたね。
まあ外食産業の現場ってこれが普通なのかもしれませんね。私も高校時代にエレキギターが欲しくてお弁当屋さんで夏休みにバイトをしましたが、お昼時の忙しさは尋常ではなく大変だった記憶が蘇ります。
やっと私の番、いつもの好きなメニューを注文して、うどんを調理してくれた男性スタッフの「器が熱いのでお気を付けください」の言葉に意識せず器に触ったら、
電子レンジで1時間熱したような熱さでした。笑。小学生だったら泣いてるぞ!本当に今でも指先がヒリヒリします。
常に周りを見ろ!、私が社員に常に指示することです。何故か?誰がどのような業務を行っているかを把握していないと、タイミング的に電話をとった際に誰のお客さんでどのような対応で接すればいいのかがジャッジできないからです。
社内で電話が鳴ったらスリーコール以内にとらせます。だからうちの会社では電話がなったら争奪戦です。わざとそうしてます。鳴りっぱなしだったら灰皿とばします笑
他の担当者がどのような客と接していて今、どのような状況なのか・・・・これを訓練するとアンテナの高さの維持、嗅覚の嗅ぎ分けに役立ちます。我々の業界で一番大事なこと。
電話が鳴っても偉そうに出ない人っていますよね?人生終わってます。私は電話に誰よりも先に出ますよ。
ひょっとしたら怒り狂ってクレームの電話かもしれません、俺は担当じゃないから関係ない!・・・・・四流です。
その電話を誰よりも先に出て担当者へ状況を知らせる・・・当然のことですよ。
だから一流ってなかなかいないんですよね。プロ意識は思うだけなので誰でもできます。根性使って頭使って成果をあげる、これって選ばれた人にしかできませんよ。
自分のポジションしか守れない方、大丈夫ですか。一生、歩兵ですよ。