男の矜持
朝方と夜はすっかり秋だ。昼間はまだ暑い。私はそう感じる。
当社の入るビルの目の前には何かしらのモンスターが滞在しているらしい。ポケモンGOユーザーが必ず足を止めてスマホを操作する。無縁の私には全くわからない。笑
秋葉原の柳原通りはなかなかの大盛況だ。今週は私には休日が無い。支援先の経営改善計画書の作成でタバコを吸う暇もないのだ。ありがたい。
日曜日も支援先の経営改善計画書の作成に魂を吹き込んだ。なかなかの出来だ。これでリスケジュールも承諾してくれるだろう。
昨日の東京新聞にプロボクサーの長谷川穂積さんの記事が載っていた。5年ぶりに世界王者へ返り咲いた記事だった。すげえ!
まさに男の矜持、あきらめなかった、どんなに苦しくったって心は折れないと記者である森合氏は記事を続ける。私も私でボロボロ涙が出てきた。
私ごときが長谷川穂積さんを語るのはまことに失礼だが、長谷川さんは母親をガンで亡くしている。私も同じだ。
その昔、長谷川選手のお母さんが生きていらっしゃる頃のドキュメンタリー番組を拝見した。闘病しながら息子の勝ちを祈る母親と息子である長谷川選手を追ったドキュメンタリー番組だ。
闘病中の母親にできる限りの高額な保険適用されない治療をと自分のファイトマネーで世話をする姿が本当に印象的だった。
母親が闘病中に私は経済的な援助を何一つできなかった。24歳だった。だけど長谷川選手は有言実行で勝ち続けた。俺には真似できない。
だからこそ、王者に返り咲いた長谷川穂積を本当にすげえ奴だと思う。
あきらめない、どんなに苦しくたって心折れない、自分自身へもう一度言い聞かそう。
日本中の中小企業の社長さんへも発信したい。あきらめて、心折れた時が経営する会社の死亡推定時刻なのだと。
明日からもっと目の前の仕事に取り組もう。
長谷川選手のお母様が亡くなった時のブログがまた泣ける。是非→http://ameblo.jp/hozumi1216/entry-10686287014.html
代表取締役 野呂一哉