千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~何があっても明るく生きるには

お金があることが人間の幸せか? 私はイエスだと思う。

お金が無くて、毎日お金を恋しく思うことは不幸せか? 私はイエスだと思う。

明日食べる米が無くて、自殺しようと思う人間をどう思うか? 私は自業自得だと思う。


どこに人間の幸せがあるか? 人それぞれだと私は思う。


例え明日死ぬとわかっていても、やり直せることはできるし。世間の目なんて何の指標にもならんし。


今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけ。これからも、新たな苦労が次々に生れてくるでしょう。
 これは、北海道の浦河で精神障碍者たちの支援にあたる元看護師の向谷地(むかいやち)悦子さんの言葉だ。問題が出ても動じないのは、彼らと、苦労や弱さを取り除くのではなく共有し、「大切な苦労」の主役となって、自分で自分を助ける手だても講じられるようになったからだという。(『行き詰まりの先にあるもの』より、「折々のことば」朝日新聞2月7日)
 
 つらいことに直面したとき、自分などが想像できないほどつらい体験をくぐり抜けてきた人の言葉から学ぶことは多い。
 以前このブログで紹介した鴫原(しぎはら)良友さん。3.11後の原発事故で行政や東電から翻弄された福島県飯舘村の中でも最も放射線量の高い「帰還困難区域」長泥(ながどろ)地区の区長である。住民は土地も仕事も失い、家族は離散し、高齢者は仮説住宅に引きこもって精神を病むという状態に陥り、鴫原さんは住民と行政の間に入って、何度も死にたくなるような苦しみを味わってきた。
 鴫原さんは私たちに生きる姿勢をこう語った。
《「忙しくてどうしようもない」「金がなくて困った」「仕事がうまくいかない」、こういうのが最高の幸せですよ。毎日、働いて生きるのがいいのです。みなさん、今の暮らしを大事にしてください。》
 さらに、
《辛いこと、嫌なことがやってくると、「それきた」と喜ぶようにしている。これも試練だろうと前向きに考える。》という。

生きることは辛いことが99%、残りの1パーセントを頼りに生きてください。それが人生です。

私の母親が亡くなる2日前に私にショートメールで送ってくれた最後の言葉です。

今、その通りだと実感します。

 

今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉