千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~開くまでドアを叩き続ける

おはようございます。新緑が輝くすてきなGWの初日です。なんとも眩しい朝を迎えました。
昨日で4月の平日を終えて、昨日は支援先の会計作業に没頭した。朝から各振込みと入金を確認して、社長さんがこの3日間頑張ってくださった繰り延べ払いのリストを確認しながら日繰り管理表に打ち込む。

ここのところ繰り延べが多いので嫌味を言われるときもある。それでもなんとかご理解いただいて5月を迎える。
この繰り返しだ。 そのうち、大きな仕事を取るために社長さん以下、スタッフは希望を持っている。

この連休中は私も2日ほどお休みを頂ける予定だ。 妹夫婦が生まれた赤ん坊を連れて初めて我が家に来てくれるらしい、嬉しいな。 BBQの要請もあった、買物が大変だ笑

実は明日、目黒区内の4億円程度の不動産契約を無事に迎えられる予定だ。去年のクリスマスの時にオーナーさんとお会いして、ようやく契約に漕ぎつけた。 隣地の方との争いが絶えない不動産だったらしく、この5か月間の間は私も本当に大変だった。

ようやくGWにゴールを迎えられる、感無量。

3日からのGW第二弾も都内からお問い合わせいただいた企業さんとの新規面談です。本当にお会いできるのがうれしいです。

大悪あれば、大善来る。昔の人は本当によく言ってくださったものです。もちろんこの逆もあります。
資金繰りが悪いことを人のせいにする経営者はすこぶる多い。やはり人のせいにするのが楽です。言葉で罵倒して一時的にストレス発散できたと勘違いすることもできる。

当社のコンサルは事業再生を謳っていますが、1年、2年で再生できるスキームは組みません。なぜならそれは結果として大嘘になるからです。1年、2年で再生できるならこんな仕事やってません。

もしその期間で完結するならば、社長さんが先物取引に走ってそれを辞めさせて訴訟をするくらい笑。辞めた分だけ会社に残る程度でしょうか。笑。 じっさいにこういった輩は多いです。

資金繰りが悪くて融資も受けずに6年がんばっている社長さんがいらっしゃいます。この方の特徴はドアが開くまで叩き続ける習慣があること。

最初は道具を使って叩く、煩すぎて周りが白けるから自分の両腕で叩き始める。両腕で叩いていると叩くこと以外ができなくなるから利き腕で叩きながら、別の腕で会社の日常業務をこなす。

それでも開かない。

今度はリズムを変える。人間だから叩きっぱなしだと疲れるから、ちょっと休む。

休んでいると開かないから夜中に起きて叩くことだけは実行する。

自分の利き腕で、まるで人間の心臓音のように叩き続ける。ドアが稀に半開きになる、入ろうとするとバタンとしまってしまう。

半開きになった瞬間に自分以外のスタッフの背中を押してねじ込む。自分はシンガリの立場であることを行動で示す。

このドアは必ず開く。 この会社で週二回ほど私は会計作業をやらせていただいている。

社長さんの背中を見て、私も6年経過した。この会社の社長さんのようなかっこいい背中になりたいと思う。


ドアは開くまで叩き続ける。できると思うなら是非、野呂にご連絡ください。

難しそうだなあと考える方は来ないでください。あなたの夢はそこで終了みたいです。

叩き続けるドアは必ず開くのだ。

 

今日はこの辺で。 代表取締役 野呂一哉