千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~石の上にも8年

おはようございます、茹だるような暑さと熱波、蝉時雨も昼間より夕方の方が大きい笑、昼間は暑すぎて泣くに泣けず夕方が本来の日本の暑さだと訴えているようにも思える。

今日は東京都庁へ当社の宅建免許の更新手続きに行ってまいります。会社はこの8月で7期目が終わりいよいよ8年目を迎える。上を目指したいと思う気持ちで精いっぱい走ってまいりました。

宅建免許は会社設立の時はお金が無くて3年目でようやく取得できたことを思い出します。当社は中小企業の事業再生会社ですので、コテコテの不動産業ではなく顧客の所有する不動産の対応のために宅建免許を取得しております。

俗に言う任意売却が主流で、返済できない時点で銀行から不動産処理の対応を求められますからそのための免許です。時には通常売却をして資金調達を図る時もあるし、社長さんの自宅のリースバックを実施するときもある。

それでもこの5年間で140件近い契約件数を叩け出したので、免許を取得して有効に対応できたと考える。

涙と怒りと悔しさと喜びに満ちた5年間でした。最初は宅建免許が無いから信用していた不動産会社の社長さんに売却をお願いしていたけれども、人間は金を前にすると豹変する。 こちらも仕方ないから薄汚い要求に答えるしかなかった。

純情が情熱に変わる時、人間は恐ろしい力を発揮するなと感じた5年間。

この5年間で変わったことは、相当に根性付いたこと笑


不動産仲介は経験5年で一人前と言われてますが、中小企業再生と任意売却は8年でやっと一人前でしょうか。
あと一年で当社もやっと一人前。

まだまだやりたい事業がたくさんあります。お金が全てではないが、私も球団が欲しいとカミングアウトしてみたいものだ。

この5年間、数多くの不動産取引をさせて頂いた。その時その時の当社の支援先である皆様には感謝です。そして私に不動産仲介の基礎を教えてくださった先輩たちにも感謝です。

9月から8年目を迎えます。ようやく石の上に立てそうです。

もうだめだと本気で実行に移してしまおうと考えた時が数多くありました。そんな時に平常心で今まで通りの努力をすることを実行して次に繋げたいという思いでやってきております。

ようやく芽がでたと実感しております。