千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~収穫の時期に入る時の怖さ

西日本方面は復旧中なのにまた豪雨が続いているという。私が住む千葉市は昨晩は大雨だったが大した被害もなく、今は晴天。皮肉なものです。東側から西に移動していく台風は珍しくて、ここまで思いっきり西に進む台風は観測史上初だとか。

昨日は台風が近づく中、横浜市内の収益物件の契約を無事に終わらせることができた。銀行案件ですが、神奈川県内に収益モノをいくつも所有するオーナーさんの契約で無事に終了。それにしても、本物の収益モノのオーナーさんは考え方がすばらしい。

まずカネ!カネ!カネ!転売益は?と素人同然の考え方をもっていない。自分の足で調査して一年後、数年後の利回りを弾いて決心して投資を始める。 土地だけの評価と将来性はもちろん、近隣の幼稚園保育園の児童数まで調査する。失敗することもあるだろうがここまで考えて投資しいている人に出会えるのは、珍しいものだ。

本当の投資家とはこういう方を言うのだろう。間違っても100%ローンで買わない笑

ここのところは静岡県山梨県方面の支援先の不動産処理と神奈川県内の銀行案件の処理に追われている。ここまで忙しいと暑ささえ感じない、自分の一番やりたかったことに没頭できていることに感謝だ。

久々に電車にのって叔母の生まれ故郷である横浜まで、気になったのは天気の悪さ笑。電車に乗ると自分の地元の駅前にドンドンと新しいビルが立ち並んでくるのが一目でわかる。

 

ここ数年で私の地元である千葉駅周辺からはPARCOが消えて三越が消えた。

同時にJR千葉駅が改装をほぼ終えて、駅周辺にあった店舗がエキナカに入る現象に歯止めがかからない。

便利さと売上の維持を計測するとなると仕方がないのだが、これが千葉市の役人と市民のツケの後払いのようにも感じる。いやそうなのだろう。

調子のいい時にやるべきこをやらなかった結果、足元をきちんと見ていなかった結果がこうだ。

地盤が緩んでもがこうと思った時にはもう遅い。 まるで会社経営の資金繰りと一緒だ。

私だってそう、今は自分の支援先が増えている状況で銀行からの案件も豊富で、購入してくれるVIPからの信頼もあり徐々に購入層のネットワークもできている。

しかしながら、この調子のいい時に次の一手を打たないと、私の地盤だって緩んでくるのだ。


だから毎日動く、毎日足元を見る、見るだけじゃだめで血が出てるなら治療と血が出ないための術を打たなければならない。

今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉