千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~人を使うにあらず。その業を使うにあり。

お盆の夜はどこでも静かだ。最近は秋葉原ヨドバシカメラさんの地下駐車場に車を止めることが多い。秋葉原は中国人よりそれ以外の世界各国の外国人観光客が目立つようになった。

お盆明けに4本の不動産契約が舞い込んできて、このお盆中はもう一人のスタッフと各役所調査と契約書作成業務でお盆休みは8月下旬となりそうだ。 それにしても暑いと思ったら昨日の集中豪雨。

事務所内にいても地響きのごとくビル内に響き渡った。台風の進路と言え、暑さと言え、これが異常気象なのか。なんとなく戦前に戻っと感があるような気がすると昨日の新聞でご老人が語られていた。

それにしても静かなお盆の夜はなんとも日本らしい。

このお盆中は妹夫婦が3月に生まれたばかりの男の子を連れて帰省してくれた。見るたびに体の動きが変わっていって、ようやくスフインクス像のように静止できるようになった。今度会った時はハイハイかも。

先祖の墓参りに行って、実家での宴は盛大に行った。先祖も私と妹の母親も喜んでくれているだろう。

いよいよこの8月でもうひとつの会社を神田で登記した。立派な事業再生会社である。会社単位で不動産の購入と売却も行う。この会社の目標は日本中の中小企業に痛み止めを放つこと、そして金で困ったら金の勉強を一緒にしようというスローガンの元、立ち上げた会社だ。

事業再生コンサルタントは一匹オオカミ的な人材が多い。やっていることもバラバラ、スキルにも差がありすぎて酷いと決算書すら読み解けない輩がいる。

人を蹴落とし、言葉で潰し、人より前に前に出て仕事できますアピールをする輩も多い。しかしながら、それは人生の終焉と私は説こう。 それはアピールではなくて、恐怖に打ち勝てないただの臆病者だ。

きっと支援先の社長は思っている。どれだけ腐ってんだって。

私も人であり、人に対して怒りをあらわにすることは多々ある。人間ですからね。 数多くの同業他社の事業再生コンサルタントを見てきて、この人会社は活気ありそうだなと感じるのは、まず常に未来を話すことが多いこと。

将来はこういう会社でとか、あと3年でここまでのポジションになりたいなど、常に前を見ている。

ダメなコンサルタントの典型は常に汚い言葉で相手を蹴落とそうとする笑、なにかやってもらいた時に気持ちの入っていない優しさで相手の顔色を見る。 まるでカメレオン並みの仮面を持つ。3回同じことを聞いて3回とも回答が違うなど苦笑

そうではなくてさ。

もっともっと精度の高い確実な実務力で事業再生に貢献したいと考えた。叔母も応援してくれている。

人を使おうとするとどうしたって、上目目線になる人が多い。これは典型的な勘違い野郎。その人のスキルを最大限に発揮してもらい、その人の人格とスキルで支援先社長と中小企業に貢献してもらいたい。

ここまで新会社のための基礎体力は充分に鍛え上げてきた。


あとは結果を出すのみ。 新しく迎え入れた社員3名と今宵、酒を酌み交わす。スキルも高く人格も気高い。

それだけで充分だ。

私は人を使わない、その人の人格とスキルを判断し、支援先企業に送り込む。

責任は私が取る。 仕事は大変だがいい仲間がそろった、初陣だ。

アセットアシストはそのうち不動産管理業にしてしまおう。ここまでいい勉強になった。

今日はお盆に乾杯、皆さんご先祖のお墓参りに行きましょう。 今日はこの辺で


代表取締役 野呂一哉