千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり

ここ数日は昼間も秋を感じさせ、夜は鈴虫が音色を奏でている。甲子園も盛り上がってきて、夜は近くの小学校から盆踊りの音楽が聞こえてくる。今年の流行りは荻野目洋子さんのダンシングヒーローらしい、なつかしいな。

私が住む千葉市中心街でも親子三大祭りと言われる今年で43回目を迎える夏まつりが土日で開催されている.。浴衣を着たカップルや親子連れが自宅付近を足早に歩いている姿が多く見受けられた。 暦の夏ももうおわりでしょうか。

お盆前に突如として出現した不動産売買契約5件も無事にこの二日間で終了し、無事にお盆を迎えられる。本当に大変だった。雇ったばかりのスタッフ総勢でこのお盆の時期に役所調査を回り、契約書を作成して乗り切った。立ち上げたばかりの会社の最初の作業がここまで激しいとは笑

スタッフ全員に感謝する、そしてゆっくり一週間休んでもらいたい。

お盆で迎えに行ったうちのご先祖も明日に送りに行こうと思ったが、私は週に一回は母親を含めた先祖の墓参りに行くからいつでもいいかな笑。 母親が亡くなってからの妹との暗黙の了解。

経営者である以上、時として非常でなければならない。私もその中の一人だ。非常と慈悲を半分ずつ持っている人格です。非常のときは税務署や社会保険事務所に対して、たまーにトロイ社労士に唸るときぐらい笑

それと支援先社長さんに、喝を入れるとき。本音で言わないと事業生成が叶わないことが理由である。

慈悲を見せるとき、それは一生懸命に仕事をされている支援先企業の社員の皆さん、経理をして資金繰りと戦っている方、当社の社員か。 すべての社員さんは家族のために働いている、背中に背負っているものが違う。

そのオーラを感じると話しかけることすら躊躇するときがあるが、私はきちんと話しかける。

この社員さんたちが支援先企業を支えている。だから私は社員さんを駒としてしか見ない経営者を相手にしない。

自分の事しか考えない経営者は多い、そういった人格を持つ経営者は大成しない。そういった経営者を腐るほど見てきた、笑ってしまうのがほぼ全滅する。悪霊でもとりついているのかと思ってしまう。

全ては人だ。人を信じて、私を信じてもらう。人を信じず、裏切られて。まさにこの通りだ。


私の祖母ちゃんと母親は一期一会を大事にする人だった。人に親切にしてもらった時にお礼だけは言える人間になりなさいといわれて育ってきた。それだけはクリアできたかな笑

これから消費税が増税され、今までギリギリで決算後の納税と中間納付を達成できて来ていた企業はイバラの道を歩むことになる。きちんと目的通りに国が使っているかは別として笑、大変な時代が約一年後にやってくる。

会社経営をしたことのない連中が法律を決めているから仕方ない。だけども愚痴っても始まらない。

だからこそ、資金繰りに強い企業を作らなければならないのだ。


そのためには売上アップよりも前に、人が強い企業を作る準備を始めませんか。

明日は小学校時代の友人の墓参りに行こう。今日はこの辺で。

代表取締役 野呂一哉