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事業再生コンサルタント野呂社長のブログ

全国の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

事業再生の基本 私達がアセットアシストコンサルタントです

事業再生の基本 私達がアセットアシストコンサルタントです

 

いきなりですが、支払いの優先順序は、人、モノ、金です。そして、一番してはいけないのに、一番多くやってしまう事が税金や社会保険料の支払いの滞納を放置してしまう事です。

 

では、人、モノ、金を砕いて具体的にしていきましょう。人は、代表者個人や役員を含めたそこで働く人の役員報酬と給与。モノは、取引先への支払いです。仕入先への支払い、外注先への支払い。金は、税金の納税や銀行への返済。

 

ですから、資金繰りが厳しくなったら、相談しに行き、支払いの猶予をお願いしたり、止む無く支払いを遅らせるのは、金、モノ、人の順です。

 

相談にいらっしゃる経営者の多くは、止む無く支払いを止める順番を真逆にしている経営者が多い。真逆というのは、銀行への返済を第一に考えて、自分の報酬含め給与を遅延させる。それどころか、自分や役員、果ては社員にまで個人の資金を会社に入れさせる。

 

そして、請求や督促が郵送のみで、電話での催促や、来社して催促することの少ない税金社会保険料の無断滞納。

 

それでも間に合わなくて仕入先や外注先、元受け会社へ支払いの繰り延べや、さらに悪化して借入れの申し入れまでする。または、賃料を延滞してその場所で仕事することも危うくさせる。

 

間違った支払い順序を継続しながら頑張り続けて、もう手の打ちようがなくなる。という事態の方が多いのです。なぜ間違っているといえるのか?そして、なぜ間違うのか?

 

そこには経営者の勝手な先入観があるからです。

 

勝手な先入観とは、銀行に返済の相談に行って関係を悪化させたら融資で出なくなって会社が潰れる。税金等の国や県、市や区は、督促も少なくうるさくないから、大目に見てくれるだろう。役員や従業員は会社が苦しいのはわかっているだろうから、身内と同じだから協力してくれるだろう。といった事です。

 

その先入観は、全部反対といっていいですから。

 

銀行はいきなり潰れるくらいなら、早めに返済条件を相談してもらった方がいいと思っています。融資を出す事は出来ないけど、返済額を減らすことで融資と同じ効果をあなたに与えて協力する事は出来るから、相談して欲しいと思っているはずです。

 

次に、税金等の国や県、市や区は催促や督促は頻繁にはしないけど、何も連絡して来ないなら、支払い意志無しとして、差し押さえを事務的に行う事ができます。金融機関のように裁判所を経て手続きをする必要がないですから、迅速に出来ます。ある意味一番恐いです。

 

役員・従業員は経営者が思っているほど同じ考えではいてくれません。なぜなら、会社の状況を雰囲気で厳しいと感じているだけで、会社の決算書や資金繰りを公開してもらっている訳ではないでしょうから、何の説明もされないまま、いわれるがままにせざる得ない立場にいるだけです。いざとなったら居なくなっても仕方ないのです。

 

では、最後に考え方を正しく戻して行きましょう。

 

資金繰りが厳しくなったら、まず初めに売上入金をしっかり管理します。それから支払い計画を立てて行きましょう。

 

まず、税金等をどう納めるかを最優先に考えます。そして、銀行に資金繰りが厳しいので協力して欲しいとお願いしに行きましょう。そして、再生計画が立案出来るまで、元金の返済を一時止めてもらいましょう。利息だけは支払うようにする事がポイントです。

 

再生計画では、人、モノ、金の順に支払い順位を正しく戻します。

 

その中で返済可能金額を算出して、改めて銀行に返済条件を申し入れましょう。それから資金繰り管理を徹底して、会社の再生を現実のものにしていくのです。

 

これが、私達アセットアシストの事業再生の基本スタイルになります。

 

本当に出来るのか、実行してみたい。とお思いの経営者がいらっしゃいましたら、今すぐお話下さい。やれる!頑張ろう!やってやるぞ!と思えるまで、とことん話ましょう。

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