千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

あの時の華やかさを記憶にスクラップ&ビルド

今年の関東一円の桜は怒っているかもしれない、先週の土日は五分咲き、今週の土日は満開で両日とも雨模様、今日は妹夫婦が来るので近くの千葉城の桜祭りに行く予定だったが急きょ予定変更で室内で宅配ピザと焼肉パーティだ笑。それにしても千葉市の桜の開花は今年は東京や神奈川より遅れた感がある。大変なのは桜祭りで稼ごうとしていた的屋さんたちだ。この方たちは毎年この時期に桜の開花に合わせて各所の桜祭りを転々と北上するグループがいらっしゃる。千葉で稼げなかった分は東北方面で挽回してもらいたい。職業柄、桜祭りよりもそこで働く方たちの方が気になってしまう。
 
 
 
気になると言えば地元の千葉三越が閉店して約2週間、毎朝JR千葉駅を利用するが圧倒的に変わったのは改札付近の人の少なさ、今までの混雑が千葉三越の恩恵だとは思わないがそれでも気になるレベルで人が少ないことが確認できる。
 
 
失礼だがヒトの流れを左右するほどの店舗ではなかった気がするが、従業員さんが完全にいなくなったせいか、第一次のリニューアルオープンした千葉駅がこんなに人が少ないのはオープン後初めてだ。千葉PARCOと千葉三越が駅周辺から無くなって、至近のお弁当屋さんや宝くじ売り場が店を閉めた。駅から徒歩10分圏内の人の流れが圧倒的に少なくなった。
 
 
 
これが周辺の飲食店を中心とした店舗に影響を与えることは周知の事実。千葉PARCOや千葉三越も後任のテナントが決まっているらしいが、建物の建て替えを含めると完成するまで5年。この5年の間にどう乗り切るか。
今までの商売を普通にやっていたら、経営が苦しくなるのは見えている。それとは逆に新規出店のお店が増えているのも目立つ。
 
 
ラーメン二郎の店舗が出来て、毎日行列を作り上げているラーメン店もある、これはこれで自宅近くにできたので非常にうれしい笑、高級生食パンの専門店もできて、これは私の柄じゃないが、うーーん、うまいことにしておこう。
 
 
 
千葉市中央区本町セレブ(地元のだけの呼び名です)が毎日行列を作っている。甘すぎて男には合わないけれども。
 
 
 
千葉県千葉市の生まれと育ち、今も在住。たった39年間だけど、この町の変化を感じ、見てきた。千葉の中心街が衰退してしまうのはなんとも悲しい。スクラップ&ビルドであれば納得いくのだけれども・・・・・スクラップが先行している この現実。その昔は駅から徒歩15分もかかる千葉PARCO近辺のセントラルプラザのレストラン街へよく家族で食事に行った。
 
 
あの頃の千葉の繁華街は人が良く出ていた。バブル全盛とは言え、昼でも夜でも活気があった。消費がMAXだった時代です。
 
 
 
 
 
そのレストラン街のあったビルも今はタワーマンションが建ち、その周辺には黙って寿命を待つ昭和のビルが立ち並ぶ。キャバクラ街もピンク街も元気がない、これじゃ地方都市とは言わない。その街の活気はキャバクラ町、ピンク街、そして昭和の喫茶店が繁盛していることだ笑。自論ですがね。
 
 
 
経営する会社や信じて生業をしている個人の方も過程や結果に対して必ず一部についてスクラップしなければならない時がある。これは絶対に必要不可欠なことだ。スクラップした後にどれだけ間を開けずにビルドを始めるか。これは私が経営する会社にも言えること。あきらめて肩を落とすことが許されるのは半日程度。
半日すぎたらビルドのために、実行に移す。考えているだけでは悪化するだけ。私はそう考える。
 
今日はこの辺で。 地元ネタ失礼しました。
 
 
 
代表取締役 野呂一哉

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