千葉県中小企業レスキュー 代表の野呂の再生日記

千葉県の中小企業の事業再生を展開している野呂社長のブログです

社長のトリセツ~それでも歩き続ける

昨日の朝は心が痛ましかった。会社に行こうと玄関で靴を履いていたら、婆ちゃんが見ているテレビから得体の知れない音楽が流れてきた。ニュース速報かと思ったがなんか音が違うのでテレビを見るとその数秒後に緊急地震速報が流れる。

関西方面だ。 一瞬、ギクッと思ったが揺れている各ビルからの映像はただ事ではないと感じた。電車が止まり各地の震度が繰り返し放送される中、火災の映像や校庭に避難している児童の映像が。

3.11を完全に思い出した。

倒れてきたブロック塀の下敷きになり数名が亡くなっている。事故を受けて全国の通学路の点検が行われるらしいが逆だろ完全に。 地震が起きても最小限のダメージで防げるようにしなければならない。

通学路の危険は車やバイクだけではないと痛感した。気になって自分の卒業した小学校をグーグルストリートビューで見てみたら事故のあった小学校よりプールサイドのブロック塀が積み上げられていた。

建築基準の2.2メートル以下というのもどうだろう?


大阪市内の帰宅ラッシュは散々なものでしたね。淀川の橋を大勢の人が疲れ切った顔で自宅を目指す。私も3.11の時は電車内で被災して新小岩から千葉市まで歩いた。歩いても歩いても徒歩では限界があり、すれ違う見知らぬ人に道を多数尋ねられた。

電車のありがたみを知ったのと、自分の勤務先から自宅までは最低でも徒歩で帰れる頭の地図が必要だと痛感した。あとは下手に帰宅しようとしないこと。 疲れてしまって途中で動けなくなる。

途中まで父親に車で迎えに来てもらったが、初めて親父のありがたみを知ったのはあの時だった。

今日は朝から大阪市内も鉄道がほぼ全面復旧した。よかった。

次は私が住む千葉県だろうか、スロースリップが気になる。 気持ちも持ち物も備えなければならない。
 


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってくる

梅雨の間は蒸し暑い夏前の執行猶予だと昨日の新聞に記載があった、うまいこと言うなと思うが暑がりの私にとっては汗が乾く真夏の方が心地よい時もある笑。 

梅雨の間でも外は場所によってはひんやりと涼しいが会社の中や部屋の中は何とも言えないムシッとする感がある、それそれの体感でしょうか。ジムに通い始めて2か月、ようやく首筋の贅肉がなくなったような・・・気がする笑

一つ確実なのは筋トレやって両腕が太くなってきたことだ。しかしながら、今回の目的は体脂肪を落とすこと。真夏に食事をしても汗をかかない男になりたい笑。まだまだだ。

木曜日に小中学校時代の仲間と3人で秋葉原UDX内のレストランでランチタイムを過ごした。たった一時間だったが、40歳になると見栄えも考え方も変わるものだ。

中学高校時代とやんちゃしていた番長は子供が生まれてようやく気質になるようだ笑。それでも考え方はビッとしていて、頭もキレる。新御徒町で商売を始めたらしいが、うまくやってもらいたい。 それにしても食事をしていて俺は一人で汗をかいている笑。 ほかの二人はまったくかいていない。 この違いはやはり体脂肪か。

楽しい時間だった。それでも東京で真昼間に故郷の仲間と会うとホットするね。

悪いことがあればいいことも必ず起きる、昔の人はよくいったもんだ。実際にこうですね人生は。

トランプさんが北のトップに拉致問題解消を告げたと言えば、今日には拉致問題は解決済みだと仕掛けてくる。私もこのところ不動産取引が顕著でうまくいっているが、支援先社長から電話があって、消費税の納税ができないと告げられる。

そんなときは、それきた!やっぱりきた!と念じるしかない。良いことと悪いことは連れ立って目の前に現れる。これが人生。

消費税の増税もほぼ決まりか。8パーセントだって大変なのに笑。これもこれで人生。

ひとつ希望を言わせてもらえるのならば消費税の増税を決定する方々に一度、会社経営をしてもらいたい。

会社経営をしたことがない人々が消費税の増税を決定するこの矛盾さ。

これもこれで人生。 きたきた!やっぱりきた!笑

雨ですが思いっきり今日という日を楽しみましょう。

 


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~何になりたいかでなく誰に必要とされるか

昨日は真夏の勢いだった、家に居ても目の前の公園の新緑が熱で暖められた香りが部屋に漂ってくる。

ここのところは銀行筋から入ってくる不動産案件の処理が顕著であり、自分の新会社のためのホームページの原稿書き、ジム通いと資格の勉強と・・・・・人生で初めて充実した時間を送っていることに気づかされる。

時間を有効に利用することがエリートの証だと教わってきたが、正直20代、30代の時には俺には関係のない話だと思っていた。もっともっと早く気付くべきだった。 食わず嫌いならぬやらず嫌いに陥っていた。

シェアハウスのオーナー被害者たちが続出しているらしいが、あれが典型的ななんちゃって不動産投資であることを理解してもらいたい。 月に70万円の入金があり、そのうち50万円を支払って20万円が自分のものという子供のような投資話。

イメージ的には逆でないと投資とは言わない。70万円の入金があって20万円を銀行に返済して50万円を固定資産税や修繕のための費用として別で投資する。残りを利益として考えなければならない。

それでも失敗する人はいる。不動産の見立てだけは素人にはできないからだ。だからこそ100%ローンでの不動産投資は投資とは言わない。ただ買っただけだ。

シェアハウスオーナーさんに入金されるお金を払うのは誰か。シェハウス会社と答えた人は絶対に不動産投資に向かない。 入居するエンドユーザーさんだ。 このエンドユーザーさんとの絡みを業者任せにしている時点で終わりなのだ。

これは持論だがシェアハウスは日本には浸透しない。笑。私はそう思う。

誰に必要とされるか?

私はもっともっと得意分野を磨き上げて、不得意な分野が無いように必死に食らいつき、日本中の社長さんに必要とされたい。

人間だってそうです。オレオレがと先頭に立って全て奪う人間は意外と何もできずに全てを失っていることが多い、もっと恐ろしいのはそういう人格を持つ人間は、何にも気づいていいないのだ。

目指すのは誰に必要とされるか。


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~社長はいつだって希望をもっていたい

ジューンブライドを初めて経験した、親戚の同い年の男が私の身内。私の母親の姉の息子だ。おめでとう。


なぜ6月に結婚式をしたがるのかようやくわかった笑。古くからヨーロッパで「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされる言い伝えのこと。意味や由来については諸説ありますが、

ギリシャ神話に登場する神主ゼウスの妃で、結婚や出産を司る女神「Juno(ジュノ)」が守護する月が6月(June)であることから、この月に結婚をすると生涯幸せに暮らせると言われているらしい。

なるほど、それでも暑がりの私にとってはチャペルの外でのフラワーシャワーは大変だった笑。


ちなみに奥様は25歳、若いな。新郎は私と同じ40歳。ぎりぎり間に合ったね笑。希望が叶った。

 

 

 

この6月、ジューンブライドで華やかに挙式を上げる方も大勢いるがジューン資金繰りの悪化で頭を悩める社長さんも大勢いる。
第一四半期の〆の月であり、まずは最初の3か月の結果を決める大事な時期となる。ここで勢いづけるか下降するかは第一四半期、特に6月にかかっているといっても過言ではない。

昨年の成績に応じて今年度の消費税の予定納税が決まるので、最低でも去年より上の成績を上げていかないと消費税中間納付により資金繰りは更に悪化する。

2億円程度の売上高である企業は基本的には3か月に一度、予定納税として消費税の中間納付をする必要がある。だからまだまだ今期も始まったばかりとあぐらをかいていると経理さんの顔はどんどん引きつるわけだ。大手であれば毎月の中間納付を迫られる。

稼いでも稼いでもお金が出ていく。

こういう経営者の感情は間違いではない。当社の支援先など、皆さんこういった感情を持つ社長さんばかりだ。

しかしながら納税しなければ経営は成り立たない。

貯蓄があることは備える点では望ましいが、一番大事なのは朝昼晩と飯が食えることであると私は考える。

納税するために人は働くのだと松下幸之助さんがおっしゃっている。スケールが違う。


希望を持つことは金持ちになることではなく、納税と支払いができて、ご飯が食べれることでもあるのだ。

明日、来週、来月、来年、3年後・・・・・・いつだってご飯を食べながら自分が想像する未来を予想する癖をつけようじゃないか。

それでいいのだ。


今日はこの辺で  代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~困難の中に機会あり、逃げ場所無い覚悟が背中を押す

おはようございます。昨日は叔母に紹介された山梨県の企業へ新規面談で出向いた。

天気が良く、絶好のドライブで千葉市から2時間程度で到着。農機具のリース会社であり、
この数年間に報酬源泉をきちんと納めておらず、税務調査で追徴課税がされこのタイミングで銀行からの融資がストップした模様だ。

なるほど、こういう突かれ方は痛い。源泉所得税については基本的には支払って税額が税務署にわかる種類のモノなので、
資金繰りが悪い企業からすれば一番溜めてしまいやすいもの。
しかしながら決算すれば全ては税務署に把握されてしまうものなので、サイトを順守した納税は絶対である。
問題なのはこの先であり、どうやって進行期分も含めて溜めずに払っていくかである。新たに預かった源泉と滞納してしまっていた源泉の納税。これはこれでなかなか骨折れるし対応間違えばすべて差押だ。

まずここまで至ってしまった事を反省する事。誰だってそうだ、
資金繰り確保の為にどうしたって期限内に払えない時がある。法人でも個人でも同じだ。
問題はその先であって、一度の滞納が5度、6度と重なっていくのが関の山。
これが雪だるま式になって、気づけば何回滞納したかまで覚えていなくなる。ここまでいったらOUT。
絶対にやってはいけません。

一回滞納した分は遅くても次の支払いとセットで払いきることを前提に資金繰りを組むこと。今日はこれだけ覚えていただければ結構です。
これをやらないと、当然に資金繰りが楽になったと勘違いして別の支払いに充ててしまうのです、人間て笑。
可能であればこういった資金繰りを一枚の管理帳で仕切るのが望ましいです。売掛や買掛、未払 給与などそれぞれ帳簿を用意している会社さんが多いですが、資金繰りは細かくすればするほどファイルが増える傾向にあります。
ただその紙の各帳簿は作って印刷してファイルに綴じる作業が必要となる。無駄とは言わないが結構これって経理さん大変なんですよね。私も頭が老化しないように支援先企業で経理を週2回ほど担当していますが各帳簿は最小限に抑える工夫をしている。
社保や労働保険関連は残念ながら一冊ずつ、これは仕方がない。派遣業をやっている企業さんなので報告書や36協定関連で一冊。
請求書ファイルがエビデンス保存の為に一冊。 各種契約書を綴じるためのモノ、あとのファイルは何もありません。

意外とファイルに綴じたものって使用頻度が少ない傾向にありますよね。いざっという時には確認の為に必要ですが買掛帳や未払金の管理、売掛帳などはそろそろ必要ないかもしれません。

本気で大事なのは経理さんが資金繰りを組みやすいように、全てを集約してできれば1つで管理する事。
修正が容易にできるようにパソコンでバックアップを別で取りながら作業することが望ましいです。
お金の流れだけを管理すれば資金繰りはそれほど難しいことではないです。

こういった管理を毎月徹底することによって税金の納税計画も事前にたてることが出来ますし、急に慌てない地に足ついた資金繰りが
常態化する数字に強い企業になります。

企業の資金繰り悪化の問題は経理さんだって社長さんだって現実を見たくないことの代名詞的な存在です。
放っておけば楽だが100%悪くなる。
だから正面から見つめなおして、もう一回組みなおしましょう。

代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~憎しみの炎を消し、美しい考えに変える

おはようございます。昨日の夜は冷えましたね、この時期は夜が冷えると次の日は暑くなると相場が決まっている、今年の夏は猛暑続きらしいが猛暑を商売にしている方もいるので元気にいきましょう。


土曜日の日に母親の67回目の誕生日を迎え千葉市内の霊園を訪ねた。妹とも電話で話したがもうおばあちゃんだねと二人で笑った。この3月に妹が第一子を産み、生きていたらどれだけ喜んだことかと考えた。この時期の霊園は夕方になると涼しい風が吹き抜け地元の散歩をしている方たちと挨拶を交わしながら墓地内の掃除をした。

ここへ来ると全てを許してみようと思ってしまうのは何故だろうか。力強い信念を持った祖母ちゃんと母親が眠るこの墓地へくると毎回そういう気持ちになる。 「悪党は無視して自分を貫け!」といつでも背中を押されている気になる。

会社の経営が安定して、顧客も増えて、それなりに時間を自由に使えるようになってきた。それに対してに警鐘を鳴らされてるような気がする。決して普段の仕事は手を抜かないが40歳で天下とったつもりか?と笑われているのか。

昔から四流の人格を持つ人間を相手にしない性格がある。住宅の販売会社に居るときでもこいつは考え方が糞だなと思った瞬間に相手にしない。それではダメだと上司に恫喝されてもそこだけはぶれなかった。

嫌な客と四流の人格は違う。嫌いだなと思う客をその気にさせる努力も惜しまなかった。しかしながら四流の人格を持つ人間は平気で人の嫌がる行為をわざと行う。 ここだけは私は譲らない。

よくどの業界のトップクラスの営業さんが言うことだ、わがままは聞くが理不尽はきかない。これで私はいいのだと考える。

こういった人格を持ってしまっている輩は意外と近くにいるものだ笑。 その通り言い訳の天才!笑

ただこういった輩を野放しにすることをそろそろ辞めようかと思うのだ。殺す訳じゃないがこっちのエリアに入れて客として奉仕してもらおうと考えるようになった。 社長たるもの仕事に感情を入れるなと母親に怒られたのかもしれない。

人を憎むことは自分を憎むことと同じことだと昔、祖母から教えられた。今、痛感する。ちょっと尖りすぎていたこの数週間、負けまいとライバル業者との折衝で若干ヒートアップしたことも挙げられる。

大変だが常に前向きに未来を考えることへシフトしようか。悲しみはいつか忘れることができる、しかしながら憎しみ、特に人に対する憎しみはなかなか消えない。これはこれで疲れるし、自分にとって一番大切な未来の生産活動にも悪影響を及ぼす。

これでまた人格があがったかな笑 四流の人格は己を亡ぼす。

今日はこの辺で 

代表取締役 野呂一哉

社長のトリセツ~イメージできる事とあきらめない才能

おはようございます。涼しい朝です、来週の土曜日は親戚の結婚式なのでこのまま涼しい状態で行ってもらいたい。笑 それにしても各地で地震が多いことが気になる、備えることは大切なのだがやはり怖いな。
GWが明けて以降で当社の支援先である番組制作会社の業績がすこぶる良くない。前期は1億6000万円の売上高で決算し、今は前期と比べると売上が半減だ。 ひとつ理解できるのはできるだけ受注しやすい400万円グロスの番組に集中したこと。
1番組をオンエアして120万円程度の利益が取れる。海外向けの情熱大陸風の番組です。しかしながら、今期支払う消費税とその中間納付は去年の決算をベースに予定納税を組まれるので納税が追い付かないという始末。
消費税だけ今時点で決算し今のベースで払うことは可能だが、それを抜きにしても資金繰りが厳しい。

木曜日の夜にこの会社の幹部会議に参加して今の財務の状態を公表した。怒号が飛び交う中で上記の事情と現実を話す。取りやすくてグロスの低い番組に集中した結果がこうだと話すだけ。一つ一つの番組は利益を出しているのだから、それ相応のギャラが支払われるのは当然だと話す幹部連中。
いや違う。番組制作のための仮払金もこちらが用立てして、利益を上げたのだから金をもらって当然という考え方は通用しないで。完全にフルコミであれば頭を下げるしかないのだが。

怒号は飛び交ったがそこは仲間意識が強い。一か月以内で各自が一本ずつ400万円以上の番組を受注することで一枚岩となった。 果たして次の幹部会議はどのようになるか? 私はどのような爆弾を放り投げようか笑

ここの社長さんは常に頂上をイメージする、私の父親くらいの年齢だが頭が下がる。そして諦めない絶対に。忍耐心の塊だ。 もう6年の付き合いになるがこういった本物の社長さんに出会えることがこの事業再生稼業の醍醐味なのかもしれない。
今日は私の母親の命日だ。私もこの社長さんのように折れない精神力を持ちますと母親に告げてこよう。

今日はこの辺で。
代表取締役 野呂一哉